大いなる激動と変革の年、我々青年部は創立20周年の節目を迎えることとなりました。20年前、私は異国の地で暮らし、当時日本の企業が生産の拠点を海外に移し、それに伴っていくつかの協力会社が行動を共に海外進出してきていたのを見ていました。国際競争力を高めるため、国内の産業の空洞化が加速され、景気拡大の局面では様々な業種で雇用を吸収し何事もなかったように時代は歩んできました。また、その頃ドル建給与の私は、プラザ合意以降の急激な円高に苦しみ(円換算での目減り)、為替変動の怖さも少し実感しました。
今や日本はindependenceをいろいろな意味で失い、independenceを取り戻さない限り未来は無いと思えるようになりました。支えあい、助け合うことと同時に、依存しない、他に左右されないものを探求しなければ長いトンネルから抜け出せない。このような時代の中、青年部では会員個々の自主性を重んじ、事業の独自性を追求し、次代の架け橋となる活動を目指してゆきたいと考えています。
2009年度の我々の取り組みに、次の三つの項目を掲げさせていただきます。まずは、20周年記念事業を全ての青年部に携わった方々と共に喜びを分かち合えること、次にビジネス推進に関する事業をより深めること、そして最後に未来の青年部発展のための人材の発掘・育成と青年部指針を確立すること、この3項目を本年度達成目標にする所存であります。20周年に関する事柄は20周年実行委員会を中心として内外に吹田YEGを知らしめるよう、プラス思考で進めていただきたいと考えています。ビジネス推進では、吹田産業フェアでの発信、青年部会員相互のビジネス交流、そして吹田商工会議所会員への拡がりを積極的に推進することを描いています。第3の部分では、会員の増強と青年部活動を通じての経験値のアップ、そして、これからの青年部の在り方を20周年を機会に今一度再考していただきたいと願うものであります。
会員の皆様には、二度目の会長職を務めさせていただく貴重な機会を与えてくださり大変感謝しています。2008年度青年部会長として活動し、他YEGとの交流も少しは経験させて頂きました。率直な感想を申し上げますと、他YEGと比較して、会員数が街の規模からすればかなり少ない、ビジネス分野や会員相互交流に於いて街や青年部外との関りのある活動や行動が少ないことなど、発展途上の部分が沢山あると思われます。大いなる激動と変革の時代ではありますが、本年度、更なるメンバーの団結魂のもと青年部活動に取り組んでゆきます。皆様方の御協力と御指導をよろしくお願い申し上げます。
吹田YEG 会長 中野 聰